旅行会社を新卒1年目で辞めたい!転職できる理由と退職するかの判断基準
2026.11.05
旅行が好きで入社したのに、繁忙期の残業や連休の出勤、予約の目標に追われる毎日。「辞めたらもったいない」「予約と手配の経験だけで次があるのか」と迷っているのではないでしょうか。
旅行会社を辞めても、転職は可能です。希望や予算を聞いて提案した経験や、急なトラブルに対応した経験は、ほかの仕事でも活かせます。
辞めるかを決める基準や経験が活きる転職先、退職までの進め方を知れば、今の会社で待つか、次を探すかを落ち着いて選べるでしょう。
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目次
新卒1年目で旅行会社を辞めたくなる理由
新卒1年目で旅行会社を辞めたくなる理由は、給料・残業と休み・ノルマ・トラブル対応の大きく4つに分けられます。
- 給料が安く何年たっても上がりにくい
- 繁忙期は残業が続き連休も出勤になる
- 予約の数字を追うノルマが重い
- 旅先のトラブルに休みの日も対応する
旅行が好きで選んだ仕事ほど、楽しみにしていた仕事と実際の働き方との差に迷いやすいものです。
給料が安く何年たっても上がりにくい
今の給料だけでなく、長く勤めても収入が増える見通しを持てないことが、辞めたくなる理由になります。基本給が低く、昇給もわずかだと、仕事を覚えても生活に余裕が生まれにくいでしょう。
役職が少ない職場では、経験を積んだ先輩もカウンターで販売を続けています。その姿を見て、自分が将来どんな仕事を任され、どう評価されるのかがわからなくなることもあります。
繁忙期は残業が続き連休も出勤になる
接客が終わってから手配や翌日の準備をする職場では、営業時間後にも仕事が残り、残業が続きやすくなります。特にGW・夏休み・年末年始の前は、出発に間に合わせるための処理が重なりがちです。
世間が休む時期ほど忙しく、家族や友人と休みを合わせにくいことも負担になるでしょう。旅行が好きでも、自分が旅行に出かける時間を取りにくいと、入社前との違いを感じるものです。
予約の数字を追うノルマが重い
お客様への提案よりも、予約人数や売上の目標を達成することが重く感じられる場合があります。目標に届かず、上司から厳しく言われる日が続けば、接客そのものがつらくなるでしょう。
希望を丁寧に聞くほど対応に時間がかかるのに、評価は予約の件数で決まる。こうした状況では、目の前のお客様を大切にしたい気持ちと、数字を増やす必要との間で悩みやすくなります。
旅先のトラブルに休みの日も対応する
休日にもお客様から連絡が入る働き方では、仕事から気持ちを切り離しにくくなります。旅先でのパスポートの紛失や予定変更など、急な対応を求められることがあるためです。
添乗中も、お客様の困りごとや予定の変更に備えて、気を張る場面が続きます。自分の体調が悪くてもお客様を優先し、休みたいと言い出せないこともあるでしょう。
新卒1年目で旅行会社を辞めても転職できる?
新卒1年目で旅行会社を辞めても、転職は可能です。
正社員の採用担当者への調査では、第二新卒を採用している企業は60.9%でした。(※1) 旅行会社での在籍期間が短くても、第二新卒向けの求人を選べば応募先を探せます。
旅行会社の経験だけで応募できる求人はある
旅行会社の経験だけでも、第二新卒や未経験者を受け入れる求人に応募できます。旅行会社で身につけた提案や手配の経験は、ほかの仕事でも評価につながります。「予約と手配しかしていない」と考える必要はありません。
お客様の希望と予算を聞き、条件に合う旅行を提案する仕事には、相手の要望をつかむ力が必要です。限られた日程で旅程を組む仕事では、必要な手配を洗い出し、順番に進める力も使っています。
旅行会社での経験と、ほかの仕事で活かせる力を整理すると、次のようになります。
← 横にスワイプできます →
| 旅行会社での経験 | 活かせる力 |
|---|---|
| 希望と予算を聞いてプランを提案 | 要望の聞き取り・提案 |
| 航空券や宿泊先を手配 | 正確な処理・段取り |
| 予定変更や旅先のトラブルに対応 | 状況整理・関係者との調整 |
| 限られたやり取りで予約を受注 | 信頼関係づくり |
| 予約人数や売上の目標を追う | 営業目標に向けた行動 |
旅行は、購入前に現物を確かめられない商品です。その魅力や違いを説明して選んでもらった経験は、形のないサービスを扱う営業でも活きるでしょう。
短期離職は問題にならない
第二新卒向けの求人では、短い期間で辞めた人が応募することを前提としているため、早期退職だけを理由に応募をためらう必要はありません。経験の長さより、基本的な受け答えや、これまでの経験と仕事選びのつながりを見る企業もあります。
第二新卒を採用する企業のうち、採用理由として「新卒人材が充足できない」を挙げた企業は53.4%でした。(※2) 新卒採用で確保しきれなかった若手を、第二新卒として採用している企業があるということです。
また、新卒の会社を3年未満で辞めて転職した若年層のうち、最初の会社の在籍期間が1年未満だった人は48.2%でした。(※3) 短い在籍期間でも、実際に次の仕事を見つけた人はいます。
新卒1年目で旅行会社を辞めていいかの判断基準
新卒1年目で旅行会社を辞めていいかは、今のつらさが時間の経過で改善されるかを基準にしてください。
待つ判断ができる悩みと、転職を考えたい悩みを分けると、次のようになります。
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| 改善の見込み | つらさの例 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| ある | GW・夏休み・年末年始の前に手配が集中する時期の残業、操作に不慣れなための残業 | 繁忙期の終了、操作・発券手順の習得予定時期まで待つ |
| ない | 昇給の仕組み、予約のノルマ、恒常的な残業や連休の出勤、休日のトラブル対応 | 時間がたっても続く働き方として転職を検討 |
ただし、眠れない・食べられないなど体調に出ているときは、辞めるかを決めるより先に医療機関の受診を検討しましょう。
時間の経過で改善されるならその時期まで待つ
つらさが終わる時期を具体的に見込めるなら、その区切りまで待つ判断ができます。「いつか慣れるはず」ではなく、何がいつ変わるのかが判断の目安です。
たとえば、繁忙期が終われば手配の量が落ち着く、予約端末と発券の手順を覚える時期が見えている、といった場合が当てはまります。
待つと決めたら、その時期に働き方がどう変わったかを振り返ります。予定していた区切りを過ぎてもつらさが変わらなければ、転職を考え直してかまいません。
時間がたっても改善されないなら転職を考える
会社の仕組みや働き方そのものが合わないなら、転職を考えてよいでしょう。昇給の仕組みや予約のノルマ、休日にもトラブル対応をする体制は、仕事に慣れるだけでは変わりにくいためです。
何が嫌なのかを書き出し、今の会社を辞めることで解決するかを確かめてください。「忙しい」だけでなく、「休日にも連絡を待つ必要があるのがつらい」と具体的にすると、次の仕事で避けたい条件も見えてきます。
旅行が好きなことと、旅行会社の働き方が自分に合うことは、分けて考えてかまいません。
体調に出ているなら先に医療機関の受診を検討する
眠れない、食欲がない、涙が出る日が続くなどの変化があれば、退職の判断より先に医療機関の受診を検討してください。つらさを我慢して働き続けることを、判断の前提にしないようにしましょう。
受診時は、症状が始まった時期や、仕事・日常生活への影響を伝えます。自分で病名を当てはめず、体の状態や休養の必要性は医師に相談することが大切です。
新卒1年目で旅行会社を辞めた際のおすすめの転職先
新卒1年目で旅行会社を辞めた際のおすすめの転職先は、次の3つです。
- お客様への提案の経験が活かせる人材紹介の営業
- トラブル対応の経験が活かせるカスタマーサポート
- 旅行の手配の経験が活かせる一般事務
お客様への提案の経験が活かせる人材紹介の営業
人材紹介の営業とは、仕事を探す人に求人を紹介したり、採用したい企業に人材を提案したりする職種です。
旅行会社でお客様の希望と予算を聞き、条件に合うプランを提案してきた進め方が活きます。相手の希望をすべて満たせないときに、優先したい条件を整理して別の案を出す場面も共通するでしょう。
予約や売上の目標に向けて行動した経験も、営業の仕事につながります。
トラブル対応の経験が活かせるカスタマーサポート
カスタマーサポートとは、電話やメールなどでお客様からの問い合わせに答える職種です。
旅行中の予定変更や手配の行き違いに対応してきた経験が活きます。困っている内容を聞き取り、状況を確かめ、関係する相手と連絡を取りながら解決を進める点が共通しているためです。
相手が焦っている場面でも、必要な情報を順番に聞き出してきた経験は強みになるでしょう。
旅行の手配の経験が活かせる一般事務
一般事務とは、書類の作成やデータの入力、電話の対応などで会社の仕事を支える職種です。
航空券やホテルの手配では、名前や日付、人数などを正確に扱います。予約内容を照合し、間違いがないか確かめてきた経験は、書類やデータを扱う仕事でも活かせるでしょう。
出発日に間に合うよう手配を進めた経験も、締め切りから逆算して仕事を進める力につながります。
旅行会社を新卒1年目で辞めたい方におすすめの転職エージェント
旅行会社を新卒1年目で辞めたい方におすすめの転職エージェントは、第二新卒エージェントneoです。早期退職からの転職も支援しており、旅行会社での経験を整理しながら、強みや向いている仕事を担当者と一緒に考えられます。
ほかの支援サービスも比較したい方は、第二新卒におすすめの転職エージェントも参考にしてください。
対象は19〜29歳の第二新卒・既卒・フリーターなどです。(※4) 新卒で入った会社に在籍中でも、転職するか決める前の相談から利用できます。
「予約や手配の経験をどう伝えればよいかわからない」という方には、自己PRや志望動機の作成、応募書類の添削を支援しています。未経験から応募できる求人もあり、業界や職種の説明を受けながら応募先を考えられるでしょう。
書類選考の通過率は94.7%です。(※5) 応募書類の作成を支援してもらえるため、旅行会社での経験を採用担当者にどう伝えるか迷う人の選択肢になります。
残業や休みの取りにくさに悩んだ人は、「次も合わない職場を選んだらどうしよう」と不安になるのではないでしょうか。第二新卒エージェントneoは、社会保険がない企業、離職率が高い企業、若手を育てる環境がない企業とは取引しないとしています。
紹介するのは担当者が実際に訪問した企業です。応募前に職場の雰囲気を聞き、自分が避けたい働き方と重なる点がないかを相談できます。
面談はWEB・電話にも対応しており、面接日程の調整も任せられます。地方に住んでいる人も使えます。
登録直後に、そのまま面談日時を予約できます。転職するか迷っている段階でも、今の経験でどんな仕事を目指せるのか相談してみましょう。
※4 出典:第二新卒エージェントneo 公式サイト
※5 出典:第二新卒エージェントneo 公式サイト(2023/3〜2024/2に面談した人)
新卒1年目で旅行会社を辞めるときの3ステップ
新卒1年目で旅行会社を辞めるときは、転職先を見つける、上司に伝える、退職する、の3ステップで進めてください。
1. 働きながら転職先を見つける
働きながら転職先を決めれば、収入を保ちながら求人を比べられます。貯金が減ることへの焦りを抑え、仕事の内容や条件を落ち着いて検討できるでしょう。
店頭や手配の仕事で平日に休みが入るなら、企業の営業日に面接を受けやすくなります。応募先がWEB面接に対応していれば、自宅から受けることも可能です。
ただし、毎日の残業で活動する時間が取れない人や、体調を崩している人は、先に辞めて休んでから始めてもかまいません。
2. 内定が出てから上司に伝える
内定が出て入社日が決まったら、直属の上司に退職の意思を伝えましょう。同僚や先輩に先に話すと、上司に間接的に伝わり、話がこじれることがあります。
引き止められても、退職の意思が固まっていれば変える必要はありません。昇給額や配置換えの時期など、具体的な提案があれば持ち帰って考える余地はありますが、「今は時期が悪い」という言葉だけで延期し続けないことが大切です。
期間の定めのない雇用契約で働く正社員は、退職を申し出てから2週間がたてば、会社の承諾がなくても退職できます。(※6) 引き止めが続いても、会社が認めるまで退職を待ち続ける必要はありません。
自分で言い出せない人や、引き止めが強く話が進まない人には、退職代行を利用する方法もあります。退職代行とは、本人の代わりに会社へ退職の意思を伝えるサービスです。弁護士に依頼すると、有給休暇の消化などの交渉まで任せられます。
自分で辞めると言えないなら
弁護士法人ガイアの退職代行
- 弁護士が会社とのやり取りを代わりに行う
- 有給消化や未払いの残業代の交渉もできる
- 入社したばかりでもLINEで相談できる
※相談は無料。依頼する場合の料金は25,300円から(弁護士法人ガイアの退職代行 公式サイト)
3. 就業規則に合わせて退職日を決める
退職日は、就業規則の申し出期限と転職先の入社日を踏まえて調整しましょう。体調や入社日に無理がなければ、GW・夏休み・年末年始の前の繁忙期を避けると、引き継ぎの日程を組みやすくなります。
退職までに、後任が対応を続けられるよう、担当業務を整理してください。
- 出発前のお客様の予約内容と連絡履歴
- 航空券や宿泊先などの手配状況
- 未対応の依頼や確認事項
- 支払いや発券などの期限
有給休暇の残りも確認しておきましょう。雇われてから6か月続けて働き、全所定労働日の8割以上出勤した人には、最低10日の年次有給休暇が与えられます。(※7) 新卒1年目でも、入社から6か月がたって条件を満たしていれば有給休暇を使えます。
引き継ぎに必要な出勤日と、有給休暇を取得する日を整理し、最終出勤日と退職日を決めて退職します。
新卒1年目で旅行会社を辞めたい人のよくある質問
旅行が好きで入ったのに辞めたらもったいない?
旅行が好きという理由で入社しても、働き方が合わなければ、辞めることをもったいないと考えなくてかまいません。旅行を好きな気持ちは、転職しても持ち続けられます。
お客様への提案や手配の経験も、次の仕事で活かせるものです。今のつらさが時間の経過で変わるかを基準に決めれば、旅行への思いだけで無理に働き続けることを避けられるでしょう。
ほかの旅行会社やホテルに転職すれば解決する?
配属や人間関係など、今の会社に原因がある悩みなら、ほかの旅行会社やホテルへの転職で軽くなることがあります。
ただし、繁忙期の忙しさや連休の出勤は、旅行会社やホテルでも続きやすい働き方です。「今の会社がつらい」のか、「お客様が休む時期に働くことがつらい」のかを分けると、同じ業界で探すか、ほかの業界を選ぶか判断しやすくなります。
1年たつまで辞めないほうがいい?
転職したい気持ちが固まっているなら、在籍期間が1年になるまで待たなくてかまいません。第二新卒向けの求人では、短い期間で退職した人も応募の対象です。
大卒の新卒就職者(2021年3月卒)が就職後1年目に辞めた割合は12.3%でした。(※8) 新卒で入った会社を早い段階で辞めるのは、自分だけの選択ではありません。
在籍期間の区切りより、待つことで今のつらさが改善するかを基準にしましょう。
貯金が少なくても辞められる?
働きながら転職先を決め、次の会社の最初の給料日までに必要な生活費を確保できれば、貯金が少なくても退職できます。
退職前に確かめたいのは、今の会社の最後の給料日と、次の会社の最初の給料日です。入社日から給与の入金までは間が空くため、その間の支出を確認しましょう。
- 家賃や公共料金
- 食費や日用品代
- 通信費やローンなどの支払い
- 通勤や入社準備に必要なお金
必要な額は、給料日の間隔や毎月の支払いによって変わります。次の入金までの支出と手元のお金を照らし合わせれば、退職できる時期を具体的に決められるでしょう。
新卒1年目で旅行会社を辞めるときのまとめ
旅行会社を新卒1年目で辞めたい理由が給料・残業と休み・ノルマ・トラブル対応にあるなら、今のつらさが時間の経過で改善されるかを基準に判断しましょう。
提案や手配の経験は、人材紹介の営業・カスタマーサポート・一般事務でも活かせます。
働きながら転職先を見つけ、内定後に上司へ伝え、退職日を調整する順で進めましょう。次の仕事が見つかるか不安なら、第二新卒エージェントneoに登録し、面談で経験を整理するところから始められます。
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