飲食を1年目で辞めたい|辞めていいかの判断基準と移りやすい仕事
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新卒で飲食の会社に入って1年目で、もう辞めたいと考えている人は少なくありません。2021年3月に大学を出て就職した人のうち、1年目で辞めた人は12.3%、宿泊業・飲食サービス業に限ると3年以内に56.6%が辞めています(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)。
辞めていいかどうかは、今のつらさが「慣れれば減るもの」か「会社を変えないと減らないもの」かで決まります。1年目で辞めても、第二新卒として次の仕事は探せます。
この記事では、飲食を1年目で辞めたい理由を整理したうえで、辞めていいかの判断基準、辞めた後に移りやすい仕事、辞める前にやることを順に説明します。
目次
飲食を1年目で辞める人はどれくらいいる?
1年目で会社を辞める人は珍しくありません。大学を出て就職した人のうち、1年目で辞めた人と、3年以内に辞めた人の割合は次のとおりです。
- 大卒で1年目に辞めた人の割合
- 宿泊業・飲食サービス業で3年以内に辞めた人の割合
大卒で1年目に辞めた人は12.3%
2021年3月に大学を卒業して就職した人のうち、1年目に辞めた人は12.3%でした。2年目までに辞めた人を足すと24.6%、3年以内では34.9%になります(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)。
宿泊業・飲食サービス業では3年以内に56.6%が辞めている
業界ごとに見ると、飲食が入る宿泊業・飲食サービス業は、3年以内の離職率が56.6%です。全産業の平均(34.9%)より21.7ポイント高く、入った人の半数を超える人が3年以内に辞めています(同じく厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」。大学を卒業して就職した人の数字)。
飲食を1年目で辞めたくなる理由は?
飲食を1年目で辞めたくなる理由は、主に次のとおりです。どれに当てはまるかで、辞めていいかの判断と次に選ぶ仕事が変わります。
- 休みが少ない・労働時間が長い
- 給料が低い
- 将来の姿が描けない
- 希望と違う部門への配属
Yahoo!知恵袋にも、飲食で働く新卒の人からこんな相談が寄せられています。
飲食の業界の中では普通の待遇です。(給料は低め)
(Yahoo!知恵袋より・飲食店に入社した新卒の相談)
ですが数年後、10年後働いている姿を想像出来なく辞めてしまいたいです。
(Yahoo!知恵袋より・同じ相談から)
休みが少ない・労働時間が長い
仕込みから閉店後の片付けまで店にいる日が続き、土日や祝日、年末年始は書き入れ時で休めません。若い人が最初の会社を辞めた理由を聞いた調査でも、「労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった」(28.5%)が最も多くなっています(厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況」。15〜34歳で最初の会社を辞めた人、3つまで回答)。
給料が低い
働く時間の長さに比べて給料が少ないと感じる人もいます。同じ調査では、「賃金の条件がよくなかった」(21.8%)も辞めた理由の上位です(厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況」)。
将来の姿が描けない
店長や先輩の働き方を見て、数年後の自分もこうなるのかと考えたときに、その姿を続けたいと思えないことがあります。今の忙しさよりも、この先が見えないことが辞めたい理由になります。
希望と違う部門への配属
本部や企画の仕事を希望して入社したのに、店舗に配属されたまま異動の時期が見えない、という人もいます。
飲食を1年目で辞めていいかはどう決める?
今のつらさが「慣れれば減るもの」か「会社を変えないと減らないもの」かで決めます。会社を変えないと減らないなら辞めていい状況、時期が来れば変わるならもう少し待つ状況です。
- 辞めていい状況
- もう少し待つ状況
辞めていいかどうかは、次の表で今の状況に当てはまるものを確かめると決めやすくなります。
| 今の状況 | 判断 | 次にすること |
|---|---|---|
| 休日や給料が、入社前の説明や法律の決まりに近い線まで少ない | 辞めていい | 労働条件を確かめた次の仕事を探し始める |
| 数年後の姿が描けず、変わる見込みも無い | 辞めていい | 飲食以外も含めて、次の仕事を探し始める |
| 眠れない、食欲がないなど、心や体に出ている | 辞めていい | まず医療機関を受診し、休むことを先にする |
| 立ち仕事やピーク時の忙しさに、体が慣れる途中 | もう少し待つ | 体が慣れるか様子を見ながら、次の選択肢も調べておく |
辞めていい状況
休日の少なさや給料の低さは、店や会社の仕組みから来ているため、慣れても変わりません。入社前に聞いた条件と違う場合は、雇用契約書と就業規則で確かめておきます。数年後の姿が描けず、店長になる道にも魅力を感じない場合も、待って変わることは多くありません。
心や体に影響が出ている場合も、辞めていい状況です。この場合は転職より先に、受診と休むことを優先してください。
もう少し待つ状況
つらさの中身が、立ち仕事やピーク時の忙しさに体がまだ慣れていないことなら、慣れて楽になることもあります。様子を見ながら、働きながら次の選択肢も調べておきます。
なお、「辞めたいのは甘えではないか」と迷う場合は、新卒1年目で辞めたいのは甘え?で詳しく整理しています。
飲食を1年目で辞めても転職できる?
転職できます。1年目で辞めた人は第二新卒に当たり、第二新卒を採用している企業は6割を超えるからです。根拠は次の2つです。
- 第二新卒を採用する企業は6割を超える
- 企業は新卒の不足を第二新卒で補っている
第二新卒を採用する企業は6割を超える
企業の採用担当者に聞いた調査では、第二新卒の採用を行っている企業は6割を超え、新卒一括採用を行っている企業(58.7%)より多くなっています(マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2025年版」)。入社1年目で辞めた人も、この第二新卒に当たります。
企業は新卒の不足を第二新卒で補っている
同じ調査の2024年版では、企業が第二新卒を採用する理由の1位は「新卒人材が充足できない」(53.4%)でした(マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2024年版」)。1年目で辞めた人は、企業から見ると新卒の採用で足りなかった分を補える人材です。
飲食を1年目で辞めたらどんな仕事に移れる?
飲食で身についた経験が生きる仕事と、未経験から応募できる仕事に移れます。移りやすいのは次のとおりです。
- 営業
- 販売・サービスの本部の仕事
- カスタマーサポート
- 事務
営業
お客さまの様子を見て声をかけ、注文を受け、困りごとやクレームに対応してきた経験は、営業の仕事にそのまま生きます。休みが決まった会社の営業を選べば、働く時間と休みの悩みからも離れられます。
販売・サービスの本部の仕事
店舗を持つ会社の本部で、売上の管理や店舗の支援をする仕事です。店の売上や在庫の数字を見てきた経験、現場を知っていることが生きます。
カスタマーサポート
電話やメールでお客さまの問い合わせに答える仕事です。クレームに対応してきた経験が生き、立ち仕事から離れられます。
事務
発注や売上の締めなど、店の数字を扱ってきた経験は、事務の仕事で役に立ちます。決まった時間に働き、土日に休める仕事に移りたい人に向いています。
経験の書き方は、第二新卒の自己PRの書き方で例文つきで紹介しています。
飲食を1年目で辞める前に何をする?
辞める前に、働きながら次の仕事を決め、相談先を持ち、会社に伝える順番を決めておきます。辞めてから動くより、条件を比べて選べるからです。やることは次のとおりです。
- 働きながら次の仕事を決める
- 第二新卒エージェントneoに相談する
- 会社に伝える順番を決めておく
働きながら次の仕事を決める
辞めてから探すと、収入が途切れたまま転職活動をすることになり、焦って次の会社を決めやすくなります。働きながら次の仕事を決めてから辞めれば、お金の心配をせずに会社を選べます。辞めてから探すか迷う場合は、仕事を辞めてから転職するか、在職中に探すかを読んでみてください。
第二新卒エージェントneoに相談する
第二新卒エージェントneoは、第二新卒・既卒・フリーターの20代(18〜29歳)を対象にした転職エージェントです。飲食を1年目で辞めたい人が相談すると、次のことが受けられます。
- 未経験から応募できる求人を紹介してもらえる
- 業界や職種の説明を受けながら、強みと向いている仕事を一緒に考えられる
- 担当者が実際に訪問した企業だけを紹介してもらえる
- 社会保険が無い・離職率が高い・若手を育てる環境がない企業とは取引していない
- 書類選考の通過率は94.7%(2023年3月〜2024年2月に面談した人。第二新卒エージェントneo 公式サイト)
- 面接の日程調整を任せられ、WEB・電話でも面談できる
利用料は無料で、転職するか決めていなくても相談だけで使えます。登録したら、そのまま面談の日時を予約できます。
第二新卒エージェントneoに無料で相談する相談は無料・WEB面談もできます会社に伝える順番を決めておく
次の仕事が決まったら、就業規則で退職の申し出の期限を確かめ、店長に伝えます。言い出し方は辞めたいと言えない新卒へで紹介しています。
飲食を1年目で辞めたい人のよくある質問
紹介で入った店なので言い出しにくい
紹介してくれた人には、店に伝える前か同じ時期に、自分から直接伝えると角が立ちにくくなります。伝え方はコネ入社で辞めたいとき(準備中)で、引き止められたときの対処は会社が辞めさせてくれないときで紹介しています。
1年目で辞めるのは甘え?
飲食が入る宿泊業・飲食サービス業では、3年以内に56.6%が辞めています(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)。辞めるかどうかは、甘えかどうかではなく、今のつらさが慣れで減るものか、会社を変えないと減らないものかで決まります。迷う場合は新卒1年目で辞めたいのは甘え?で詳しく整理しています。
働きながら相談できる?
第二新卒エージェントneoは、WEB・電話での面談に対応しています。面接の日程調整も任せられるため、仕事を続けたまま転職活動を進められます(第二新卒エージェントneo 公式サイト)。
まとめ:飲食を1年目で辞めるなら
- 宿泊業・飲食サービス業では3年以内に56.6%が辞めており(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)、飲食を1年目で辞めるのは珍しいことではない
- 休日や給料が少なすぎる、数年後の姿が描けない、心や体に出ている場合は、辞めていい状況
- 営業・本部の仕事・カスタマーサポート・事務など、飲食の経験が生きる仕事に移れる。働きながら次を決めてから辞める
飲食を辞めた後の仕事を一緒に考えたい場合は、第二新卒エージェントneoに相談してみてください。登録したら、そのまま面談の日時を予約できます。
第二新卒エージェントneoに無料で相談する相談は無料・WEB面談もできます出典 - 厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」(2021年3月に卒業して就職した人の離職率) - 厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況」(15〜34歳の若年労働者が対象) - マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2025年版」・マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2024年版」(企業の採用担当者が対象) - 第二新卒エージェントneo 公式サイト(書類選考の通過率など、サービスの数字)