仕事を辞めたいのは甘え?新卒1年目で辞めていい基準

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新卒1年目で仕事を辞めていいかどうかは、甘えかどうかでは決まりません。今のつらさが「慣れれば減るもの」か「会社を変えないと減らないもの」かで決まります。2021年3月に大学を出て就職した人のうち、1年目で辞めた人は12.3%です(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)。

この記事では、甘えと言われる理由と、辞めた人の割合を確かめたうえで、甘えか限界かの見分け方、辞めると決めた後にやることを順に説明します。

仕事を辞めたいのはなぜ甘えと言われる?

「3年は続けろ」という考え方があることと、周りが続けているように見えることの2つが理由です。どちらも、辞めていいかを決める基準にはなりません。

Yahoo!知恵袋にも、新卒で入った会社を短い期間で辞めた人から、こんな声が寄せられています。

確かに短期離職は良くないと思いますし、一部の人から見たら私の退職理由はただの甘えに見えるかもしれません。

(Yahoo!知恵袋より・新卒で入った会社を辞めた人の相談)

「3年は続けろ」と言われる

上司や親から「最低3年は続けろ」「どこに行っても同じ」と言われることがあります。続けた先に何があるかではなく、続けること自体が正しいとされるため、辞めたいと思う自分が弱いように感じてしまいます。

周りは続けているように見える

同期や友人が辞めずに働いているのを見ると、自分だけが耐えられていないように思えます。ただ、辞めたいと考えていても、周りに話していない人もいます。

新卒で仕事を辞める人はどれくらいいる?

1年目で会社を辞める人は珍しくありません。大学を出て就職した人のうち1年目と3年以内に辞めた人の割合と、辞めた理由の上位は次のとおりです。

大卒の1年目の離職率は12.3%、3年以内では34.9%

2021年3月に大学を卒業して就職した人のうち、1年目に辞めた人は12.3%でした。2年目までに辞めた人を足すと24.6%、3年以内では34.9%になります(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)。大学を出て就職した人の3人に1人が、3年以内に最初の会社を辞めています。

辞めた理由の上位は労働時間・人間関係・給料・合わない仕事

若い人が最初の会社を辞めた理由を聞いた調査では、「労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった」(28.5%)、「人間関係がよくなかった」(26.4%)、「賃金の条件がよくなかった」(21.8%)、「仕事が自分に合わない」(21.7%)が上位です(厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況」。15〜34歳で最初の会社を辞めた人、3つまで回答)。

仕事を辞めたいのは甘えか限界か、どう見分ける?

今のつらさが慣れで減るものか、会社を変えないと減らないものかで見分けます。会社を変えないと減らないなら、辞めていい状況です。

今の状況 判断 次にすること
眠れない、食欲がないなど、心や体に出ている 辞めていい まず医療機関を受診し、休むことを先にする
仕事の中身や働き方が、入社前に聞いた話と違う 辞めていい 働きながら次の仕事を探し始める
労働時間や休みの少なさが、変わる見込みが無い 辞めていい 働く時間と休みを確かめた次の仕事を探す
仕事を教える仕組みが無く、聞ける人もいない 辞めていい 教育の体制がある会社を探す
辞めたい理由が言葉にできず、次にしたいことも無い もう少し考える 相談して、理由と次の希望を整理する

辞めていい状況

心や体に影響が出ている場合は、甘えかどうかを考える前に、受診と休むことを優先してください。先にやることは精神的に限界で辞めたいときで整理しています。

入社前に聞いた話と違う、労働時間や休みが変わらない、教える仕組みが無い、という状況は、会社の側の仕組みから来ています。自分が慣れても減らないため、辞めていい状況です。

もう少し考える状況

辞めたい理由が自分でも言葉にできず、次にしたいことも決まっていない場合は、辞めても次の会社選びで同じことが起きやすくなります。辞める前に、相談先に話して理由と次の希望を整理します。

仕事を辞めると決めたら何をする?

働きながら次を決め、辞めた理由を次の希望につなげて話せるようにし、相談先を持ちます。

働きながら次を決める

辞めてから探すと、収入が途切れたまま転職活動をすることになり、焦って次の会社を決めやすくなります。働きながら次を決めてから辞めれば、条件を比べて選べます。辞めてから探すか迷う場合は仕事を辞めてから転職するか、在職中に探すかを読んでみてください。

辞めた理由を次の希望につなげる

面接では辞めた理由をほぼ必ず聞かれます。「何が合わなかったか」と「次の会社で何をしたいか」をつなげて話せれば、甘えと受け取られることはありません。話し方は面接で短期離職の理由を聞かれたらで例文つきで紹介しています。

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第二新卒エージェントneoは、第二新卒・既卒・フリーターの20代(18〜29歳)を対象にした転職エージェントです。早く会社を辞めた人のキャリアチェンジも支援していて、強みと向いている仕事を担当者と一緒に考えられます(第二新卒エージェントneo 公式サイト)。

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仕事を辞めたいのは甘えか迷う人のよくある質問

上司や親に甘えと言われた

気持ちではなく、状況と数字で話すと伝わりやすくなります。大学を出て就職した人の12.3%が1年目で辞めていること(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)と、上の表のどれに当てはまるかを伝えます。親への話し方は新卒で辞めることを親に言えないときで紹介しています。

1年で辞めたら再就職できない?

第二新卒(学校を卒業しておおむね3年以内に、一度就職して働いた経験がある人。1年目で辞めた人も当たります)を採用している企業は60.9%で、新卒一括採用を行っている企業(58.7%)より多くなっています(正社員の採用担当者が対象。マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2025年版」)。くわしくは新卒1年目の転職は厳しい?で整理しています。

まとめ:仕事を辞めたいのが甘えか迷ったら

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出典 - 厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」(2021年3月に卒業して就職した人の離職率) - 厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況」(15〜34歳の若年労働者が対象) - マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2025年版」(企業の採用担当者が対象) - 第二新卒エージェントneo 公式サイト(サービスの内容)