施工管理を1年目で辞めたい|辞めていいかの判断基準と移りやすい仕事

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新卒で施工管理として入社して1年目で、もう辞めたいと考えている人は少なくありません。2021年3月に大学を出て就職した人のうち、1年目で辞めた人は12.3%、建設業に限ると3年以内に30.7%が辞めています(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)。

辞めていいかどうかは、今のつらさが「慣れれば減るもの」か「会社を変えないと減らないもの」かで決まります。1年目で辞めても、第二新卒として次の仕事は探せます。

この記事では、施工管理を1年目で辞めたい理由を整理したうえで、辞めていいかの判断基準、辞めた後に移りやすい仕事、辞める前にやることを順に説明します。

施工管理を1年目で辞める人はどれくらいいる?

1年目で会社を辞める人は珍しくありません。大学を出て就職した人のうち、1年目で辞めた人と、3年以内に辞めた人の割合は次のとおりです。

大卒で1年目に辞めた人は12.3%

2021年3月に大学を卒業して就職した人のうち、1年目に辞めた人は12.3%でした。2年目までに辞めた人を足すと24.6%、3年以内では34.9%になります(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)。

建設業では3年以内に30.7%が辞めている

業界ごとに見ると、施工管理が入る建設業は、3年以内の離職率が30.7%です。全産業の平均(34.9%)より低いものの、入った人のおよそ10人に3人が3年以内に辞めています(同じく厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」。大学を卒業して就職した人の数字)。

施工管理を1年目で辞めたくなる理由は?

施工管理を1年目で辞めたくなる理由は、主に次のとおりです。どれに当てはまるかで、辞めていいかの判断と次に選ぶ仕事が変わります。

Yahoo!知恵袋にも、施工管理で働く新卒の人からこんな相談が寄せられています。

朝6:30起き8:00始業なのがとてもしんどいです。

(Yahoo!知恵袋より・施工管理に就職した新卒の相談)

でも、こんな数ヶ月で辞めたやつ再就職難しいよなとか、優しくしてくれた上司の方にどう思われてしまうのかな等考えてしまいなかなか辞めれません。

(Yahoo!知恵袋より・同じ相談から)

朝が早く帰りが遅い・休みが少ない

現場は朝の朝礼から始まり、職人さんが帰った後に書類や翌日の段取りをすることもあります。工期が迫ると休みの日も現場に出ることがあり、生活のリズムが仕事に合わせて崩れていきます。

職人と上司の板挟み

現場では年上の職人さんに作業をお願いし、上司からは工程や品質を守るよう求められます。経験の浅い1年目が、両方の間に立って話をまとめなければならない場面が続きます。

覚えることが多く責任が重い

図面の読み方、工程の管理、安全の管理、資格の勉強と、覚えることが一度に押し寄せます。現場では一つのミスが事故や工事の遅れにつながるため、気の休まる時間がありません。

入社前に聞いていた仕事と違う

設計や内勤を希望していたのに現場に配属された、勤務時間や休みが説明と違った、という人もいます。若い人が最初の会社を辞めた理由を聞いた調査でも、「労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった」(28.5%)が最も多くなっています(厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況」。15〜34歳で最初の会社を辞めた人、3つまで回答)。

施工管理を1年目で辞めていいかはどう決める?

今のつらさが「慣れれば減るもの」か「会社を変えないと減らないもの」かで決めます。会社を変えないと減らないなら辞めていい状況、時期が来れば変わるならもう少し待つ状況です。

辞めていいかどうかは、次の表で今の状況に当てはまるものを確かめると決めやすくなります。

今の状況 判断 次にすること
長い労働時間と休みの少なさが、変わる見込みが無い 辞めていい 働く時間と休みを確かめた次の仕事を探し始める
眠れない、食欲がないなど、心や体に出ている 辞めていい まず医療機関を受診し、休むことを先にする
担当している現場の区切りが近く、心や体が持つ もう少し待つ 区切りまでに、働きながら次の仕事を決めておく

辞めていい状況

労働時間の長さや休みの少なさが、会社の工事の受け方や人の足りなさから来ていて、変わる見込みが無い場合は、慣れても楽にはなりません。

心や体に影響が出ている場合も、辞めていい状況です。この場合は転職より先に、受診と休むことを優先してください。

もう少し待つ状況

担当している現場が数か月で終わり、心や体がまだ持つなら、現場の区切りまで続けてから辞める方法もあります。引き継ぎがしやすく、職務経歴書にも一つの現場を終えたと書けます。待つ間に、働きながら次の仕事を決めておきます。辞める時期は新卒1年目の転職はいつ動く?でも整理しています。

施工管理を1年目で辞めても転職できる?

転職できます。1年目で辞めた人は第二新卒に当たり、第二新卒を採用している企業は6割を超えるからです。根拠は次の2つです。

第二新卒を採用する企業は6割を超える

企業の採用担当者に聞いた調査では、第二新卒の採用を行っている企業は6割を超え、新卒一括採用を行っている企業(58.7%)より多くなっています(マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2025年版」)。入社1年目で辞めた人も、この第二新卒に当たります。

企業は新卒の不足を第二新卒で補っている

同じ調査の2024年版では、企業が第二新卒を採用する理由の1位は「新卒人材が充足できない」(53.4%)でした(マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2024年版」)。1年目で辞めた人は、企業から見ると新卒の採用で足りなかった分を補える人材です。

施工管理を1年目で辞めたらどんな仕事に移れる?

施工管理で身についた経験が生きる仕事と、未経験から応募できる仕事に移れます。移りやすいのは次のとおりです。

労働時間を確かめた別の建設会社の施工管理

施工管理の仕事そのものではなく、今の会社の働き方が合わないなら、別の建設会社の施工管理に移る方法があります。1年目で身についた段取りや安全管理の経験が生きます。応募の前に、残業の時間と休日の取り方を確かめておきます。

建設業界の内勤・営業

積算や設計補助、工事の営業など、現場に出ない建設業界の仕事です。図面が読めること、職人さんや発注者とのやり取りの経験が生きます。

未経験歓迎の営業

建設業界から離れたい人は、未経験歓迎の営業に移る方法もあります。立場の違う職人さんや上司の間で話をまとめてきた経験は、お客さまと社内の間に立つ営業の仕事で生きます。

経験の書き方は、第二新卒の自己PRの書き方で例文つきで紹介しています。

施工管理を1年目で辞める前に何をする?

辞める前に、働きながら次の仕事を決め、相談先を持ち、会社に伝える順番を決めておきます。辞めてから動くより、条件を比べて選べるからです。やることは次のとおりです。

働きながら次の仕事を決める

辞めてから探すと、収入が途切れたまま転職活動をすることになり、焦って次の会社を決めやすくなります。働きながら次の仕事を決めてから辞めれば、お金の心配をせずに会社を選べます。辞めてから探すか迷う場合は、仕事を辞めてから転職するか、在職中に探すかを読んでみてください。

第二新卒エージェントneoに相談する

第二新卒エージェントneoは、第二新卒・既卒・フリーターの20代(18〜29歳)を対象にした転職エージェントです。施工管理を1年目で辞めたい人が相談すると、次のことが受けられます。

利用料は無料で、転職するか決めていなくても相談だけで使えます。登録したら、そのまま面談の日時を予約できます。

第二新卒エージェントneoに無料で相談する相談は無料・WEB面談もできます

会社に伝える順番を決めておく

次の仕事が決まったら、就業規則で退職の申し出の期限を確かめ、上司に伝えます。言い出し方は辞めたいと言えない新卒へで紹介しています。

施工管理を1年目で辞めたい人のよくある質問

1年未満だと失業保険・傷病手当は出ない?

辞める理由や加入していた期間によって条件が変わります。くわしくは1年未満で辞めたら失業保険はもらえる?と新卒ですぐ休職できる?で整理しています。受け取れない場合に備えて、働きながら次を決めておくと収入が途切れません。

1年目で辞めるのは甘え?

施工管理が入る建設業では、3年以内に30.7%が辞めています(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)。辞めるかどうかは、甘えかどうかではなく、今のつらさが慣れで減るものか、会社を変えないと減らないものかで決まります。迷う場合は新卒1年目で辞めたいのは甘え?で詳しく整理しています。

働きながら相談できる?

第二新卒エージェントneoは、WEB・電話での面談に対応しています。面接の日程調整も任せられるため、仕事を続けたまま転職活動を進められます(第二新卒エージェントneo 公式サイト)。

まとめ:施工管理を1年目で辞めるなら

施工管理を辞めた後の仕事を一緒に考えたい場合は、第二新卒エージェントneoに相談してみてください。登録したら、そのまま面談の日時を予約できます。

第二新卒エージェントneoに無料で相談する相談は無料・WEB面談もできます

出典 - 厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」(2021年3月に卒業して就職した人の離職率) - 厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況」(15〜34歳の若年労働者が対象) - マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2025年版」・マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2024年版」(企業の採用担当者が対象) - 第二新卒エージェントneo 公式サイト(書類選考の通過率など、サービスの数字)