SEを1年目で辞めたい|辞めていいかの判断基準と移りやすい仕事
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新卒でSEとして入社して1年目で、もう辞めたいと考えている人は少なくありません。2021年3月に大学を出て就職した人のうち、1年目で辞めた人は12.3%、情報通信業に限ると3年以内に29.3%が辞めています(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)。
辞めていいかどうかは、今のつらさが「慣れれば減るもの」か「会社を変えないと減らないもの」かで決まります。1年目で辞めても、第二新卒として次の仕事は探せます。
この記事では、SEを1年目で辞めたい理由を整理したうえで、辞めていいかの判断基準、辞めた後に移りやすい仕事、辞める前にやることを順に説明します。
目次
SEを1年目で辞めた人の割合
大卒で1年目に辞めた人は12.3%
2021年3月に大学を卒業して就職した人のうち、1年目に辞めた人は12.3%でした。2年目までに辞めた人を足すと24.6%、3年以内では34.9%になります(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)。
情報通信業では3年以内に29.3%が辞めている
業界ごとに見ると、SEが入る情報通信業は、3年以内の離職率が29.3%です。全産業の平均(34.9%)より低いものの、入った人のおよそ10人に3人が3年以内に辞めています(同じく厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」。大学を卒業して就職した人の数字)。
SEを1年目で辞めたい理由4選
Yahoo!知恵袋にも、SEで働く新卒の人からこんな相談が寄せられています。
しかし、実際の配属はネットワーク系の現場で、研修で学習した内容を一切使わない現場でした。
(Yahoo!知恵袋より・未経験でIT企業に入った新卒の相談)
仮に仕事を辞めたとして、短期離職した自分を採用してくれるような企業はあるのか、また企業選びに失敗したらどうしようかと考えてしまいます。
(Yahoo!知恵袋より・SEとして入社3か月目の相談)
研修と違う現場に配属された
研修でプログラミングを学んだのに、配属された現場ではまったく別の技術を使う、ということがあります。研修で覚えたことが使えず、また一から覚え直すことになります。配属の悩みは配属ガチャに外れたら(準備中)でも整理しています。
テストや運用ばかりでスキルがつかない
1年目はテストや運用・保守の仕事から始まることもあります。作ることに関われないまま時間が過ぎると、このままではSEとしての経験が積めないという焦りが出てきます。
業務が分からないのに先輩も忙しくて聞けない
現場の先輩も納期に追われていて、分からないことを聞くタイミングがつかめないことがあります。聞けないまま作業が止まり、そのことでまた注意される、という悪循環になる人もいます。
残業・納期のプレッシャー
納期の前は残業が増え、休日に対応することもあります。若い人が最初の会社を辞めた理由を聞いた調査でも、「労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった」(28.5%)が最も多くなっています(厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況」。15〜34歳で最初の会社を辞めた人、3つまで回答)。
SEを1年目で辞めていいかの判断基準
辞めていいかどうかは、次の表で今の状況に当てはまるものを確かめると決めやすくなります。
| 今の状況 | 判断 | 次にすること |
|---|---|---|
| 配属が入社前の説明と違い、異動の見込みが無い | 辞めていい | 働きながら次の仕事を探し始める |
| 教える仕組みが無く、聞ける人もいない | 辞めていい | 教育の体制がある会社を探す |
| 眠れない、食欲がないなど、心や体に出ている | 辞めていい | まず医療機関を受診し、休むことを先にする |
| あと数か月で一区切りの経験(言語・資格)が得られ、異動の見込みもある | もう少し待つ | 区切りまで続け、その間に次の選択肢を調べておく |
辞めていい状況
配属が入社前の説明と違い、異動の見込みも無い場合は、待っても積める経験は変わりません。教える仕組みが無く、聞ける人もいない場合も、自分の努力だけでは変えにくい状況です。
心や体に影響が出ている場合も、辞めていい状況です。この場合は転職より先に、受診と休むことを優先してください。
もう少し待つ状況
あと数か月で一つの言語を使った開発を終えられる、資格が取れるなど、職務経歴書に書ける区切りが近い場合は、そこまで続けてから動く方法もあります。異動の見込みがあるなら、その時期も確かめておきます。待つ間に、働きながら次の選択肢を調べておきます。
客先に常駐して働くSESの場合は、SESを1年目で辞めたいで詳しく整理しています。
SEを1年目で辞めても転職できる
第二新卒を採用する企業は6割を超える
企業の採用担当者に聞いた調査では、第二新卒の採用を行っている企業は6割を超え、新卒一括採用を行っている企業(58.7%)より多くなっています(マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2025年版」)。入社1年目で辞めた人も、この第二新卒に当たります。
企業は新卒の不足を第二新卒で補っている
同じ調査の2024年版では、企業が第二新卒を採用する理由の1位は「新卒人材が充足できない」(53.4%)でした(マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2024年版」)。1年目で辞めた人は、企業から見ると新卒の採用で足りなかった分を補える人材です。
SEを1年目で辞めた後に移りやすい仕事
育てる会社のSE・プログラマー
SEの仕事そのものを続けたいなら、未経験や1年目の人を育てる仕組みがある会社に移る方法があります。研修で学んだ言語や、現場で触った技術が生きます。応募の前に、入社後の研修と、最初に担当する仕事を確かめておきます。
ITのサポート・インフラ
システムやネットワークの運用、利用者からの問い合わせ対応などの仕事です。現場で触ったサーバーやネットワークの経験、テストや運用の経験がそのまま生きます。
IT企業の営業・事務
開発から離れたい人は、IT企業の営業や事務に移る方法もあります。仕様書を読んだりテストをしたりした経験があると、技術の話が分かる営業・事務として重宝されます。
経験の書き方は、第二新卒の自己PRの書き方で例文つきで紹介しています。
SEを1年目で辞める前にやること
働きながら次の仕事を決める
辞めてから探すと、収入が途切れたまま転職活動をすることになり、焦って次の会社を決めやすくなります。働きながら次の仕事を決めてから辞めれば、お金の心配をせずに会社を選べます。辞めてから探すか迷う場合は、仕事を辞めてから転職するか、在職中に探すかを読んでみてください。
第二新卒エージェントneoに相談する
第二新卒エージェントneoは、第二新卒・既卒・フリーターの20代(18〜29歳)を対象にした転職エージェントです。SEを1年目で辞めたい人が相談すると、次のことが受けられます。
- 未経験から応募できる求人を紹介してもらえる
- 業界や職種の説明を受けながら、強みと向いている仕事を一緒に考えられる
- 担当者が実際に訪問した企業だけを紹介してもらえる
- 社会保険が無い・離職率が高い・若手を育てる環境がない企業とは取引していない
- 書類選考の通過率は94.7%(2023年3月〜2024年2月に面談した人。第二新卒エージェントneo 公式サイト)
- 面接の日程調整を任せられ、WEB・電話でも面談できる
利用料は無料で、転職するか決めていなくても相談だけで使えます。登録したら、そのまま面談の日時を予約できます。
第二新卒エージェントneoに無料で相談する相談は無料・WEB面談もできます会社に伝える順番を決めておく
次の仕事が決まったら、就業規則で退職の申し出の期限を確かめ、上司に伝えます。言い出し方は辞めたいと言えない新卒へで紹介しています。
SEを1年目で辞めたい人のよくある質問
引っ越し費用が出ず、辞めるにも辞められない
引っ越しや転勤のお金が理由で動けない場合は、辞める前に働きながら次の仕事を決めておくと、収入が途切れずに済みます。お金の不安が大きい場合は、仕事を辞めたいけどお金がないときも参考にしてください。
1年目で辞めるのは甘え?
SEが入る情報通信業では、3年以内に29.3%が辞めています(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)。辞めるかどうかは、甘えかどうかではなく、今のつらさが慣れで減るものか、会社を変えないと減らないものかで決まります。迷う場合は新卒1年目で辞めたいのは甘え?で詳しく整理しています。
働きながら相談できる?
第二新卒エージェントneoは、WEB・電話での面談に対応しています。面接の日程調整も任せられるため、仕事を続けたまま転職活動を進められます(第二新卒エージェントneo 公式サイト)。
まとめ:SEを1年目で辞めるなら
- 情報通信業では3年以内に29.3%が辞めており(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)、SEを1年目で辞めるのは珍しいことではない
- 配属が説明と違い異動の見込みが無い、教える仕組みが無い、心や体に出ている場合は、辞めていい状況
- 育てる会社のSE・ITのサポートやインフラ・IT企業の営業や事務など、1年目の経験が生きる仕事に移れる。働きながら次を決めてから辞める
SEを辞めた後の仕事を一緒に考えたい場合は、第二新卒エージェントneoに相談してみてください。登録したら、そのまま面談の日時を予約できます。
第二新卒エージェントneoに無料で相談する相談は無料・WEB面談もできます出典 - 厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」(2021年3月に卒業して就職した人の離職率) - 厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況」(15〜34歳の若年労働者が対象) - マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2025年版」・マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2024年版」(企業の採用担当者が対象) - 第二新卒エージェントneo 公式サイト(書類選考の通過率など、サービスの数字)