工場を1年目で辞めたい|辞めていいかの判断基準と移りやすい仕事

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新卒で工場で働き始めて1年目で、もう辞めたいと考えている人は少なくありません。2021年3月に大学を出て就職した人のうち、1年目で辞めた人は12.3%、製造業に限ると3年以内に20.6%が辞めています(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)。

辞めていいかどうかは、今のつらさが「慣れれば減るもの」か「会社を変えないと減らないもの」かで決まります。1年目で辞めても、第二新卒として次の仕事は探せます。

この記事では、工場を1年目で辞めたい理由を整理したうえで、辞めていいかの判断基準、辞めた後に移りやすい仕事、辞める前にやることを順に説明します。

工場を1年目で辞める人はどれくらいいる?

1年目で会社を辞める人は珍しくありません。大学を出て就職した人のうち、1年目で辞めた人と、3年以内に辞めた人の割合は次のとおりです。

大卒で1年目に辞めた人は12.3%

2021年3月に大学を卒業して就職した人のうち、1年目に辞めた人は12.3%でした。2年目までに辞めた人を足すと24.6%、3年以内では34.9%になります(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)。

製造業では3年以内に20.6%が辞めている

業界ごとに見ると、工場が入る製造業は、3年以内の離職率が20.6%です。全産業の平均(34.9%)より低いものの、入った人の5人に1人が3年以内に辞めています(同じく厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」。大学を卒業して就職した人の数字)。

工場を1年目で辞めたくなる理由は?

工場を1年目で辞めたくなる理由は、主に次のとおりです。どれに当てはまるかで、辞めていいかの判断と次に選ぶ仕事が変わります。

Yahoo!知恵袋にも、工場で働く新卒の人からこんな相談が寄せられています。

現在、工場の作業員として働いていますが、せっかく大学卒業して資格を取ったのでこれらが生かせられる仕事に就きたいと思いはじめました。

(Yahoo!知恵袋より・工場で働く新卒(入社10か月)の相談)

新卒で二交代の製造業に入って6ヶ月目ですがもう限界です。

(Yahoo!知恵袋より・製造業に入って6か月目の相談)

夜勤・二交代で生活リズムが崩れる

二交代や三交代の勤務では、昼と夜の勤務が入れ替わります。眠る時間が毎週変わり、友人や家族と過ごす時間も合わなくなります。

単純作業で学んだことが生かせない

ラインの決まった作業を繰り返す毎日では、大学で学んだことや取った資格を使う場面がありません。このまま続けても、身につくものが無いのではと感じやすくなります。

話す人・同期がいない

持ち場が決まったライン作業では、勤務中に人と話す機会がほとんどありません。年の離れた人ばかりの職場では、同年代の相談相手もいません。人間関係の悩みは人間関係で辞めたい新卒へでも整理しています。

希望と違う配属で工場になった

総合職や技術職で入社したのに、まずは現場からと工場に配属され、いつ異動できるか分からない、という人もいます。若い人が最初の会社を辞めた理由を聞いた調査でも、「仕事が自分に合わない」(21.7%)が上位に入っています(厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況」。15〜34歳で最初の会社を辞めた人、3つまで回答)。

工場を1年目で辞めていいかはどう決める?

今のつらさが「慣れれば減るもの」か「会社を変えないと減らないもの」かで決めます。会社を変えないと減らないなら辞めていい状況、時期が来れば変わるならもう少し待つ状況です。

辞めていいかどうかは、次の表で今の状況に当てはまるものを確かめると決めやすくなります。

今の状況 判断 次にすること
夜勤で生活のリズムが崩れたまま戻らない 辞めていい 日勤の仕事を探し始める
学んだことや資格を生かせる見込みが無い 辞めていい 学んだことが生きる仕事を探し始める
眠れない、食欲がないなど、心や体に出ている 辞めていい まず医療機関を受診し、休むことを先にする
日勤や別の部署に異動する見込みがある もう少し待つ 異動の時期を確かめ、働きながら次の選択肢も調べておく

辞めていい状況

夜勤や交代勤務で生活のリズムが崩れたまま戻らない場合は、慣れで解決しにくい状況です。学んだことや資格を生かせる部署への異動の見込みが無い場合も、待って変わることは多くありません。

心や体に影響が出ている場合も、辞めていい状況です。この場合は転職より先に、受診と休むことを優先してください。

もう少し待つ状況

日勤の部署や、品質管理・生産管理などへの異動の見込みがあるなら、その時期を上司に確かめたうえで待つ方法もあります。待つ間に、働きながら次の選択肢も調べておきます。

工場を1年目で辞めても転職できる?

転職できます。1年目で辞めた人は第二新卒に当たり、第二新卒を採用している企業は6割を超えるからです。根拠は次の2つです。

第二新卒を採用する企業は6割を超える

企業の採用担当者に聞いた調査では、第二新卒の採用を行っている企業は6割を超え、新卒一括採用を行っている企業(58.7%)より多くなっています(マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2025年版」)。入社1年目で辞めた人も、この第二新卒に当たります。

企業は新卒の不足を第二新卒で補っている

同じ調査の2024年版では、企業が第二新卒を採用する理由の1位は「新卒人材が充足できない」(53.4%)でした(マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2024年版」)。1年目で辞めた人は、企業から見ると新卒の採用で足りなかった分を補える人材です。

工場を1年目で辞めたらどんな仕事に移れる?

工場で身についた経験が生きる仕事と、未経験から応募できる仕事に移れます。移りやすいのは次のとおりです。

品質管理・生産管理

製品の検査や、生産の計画・進み具合を管理する仕事です。現場で決まった手順を守り、品質を保ってきた経験が生きます。日勤で働ける職場も多い仕事です。

メーカーの営業

製品がどう作られているかを現場で見てきた経験は、メーカーの営業で製品を説明するときに生きます。人と話す仕事がしたい人に向いています。

事務

決まった手順どおりに正確に進めてきた経験は、書類や数字を扱う事務の仕事で役に立ちます。

IT職(未経験歓迎)

手順どおりに作業を進め、ミスを見つけて直してきた経験は、テストや運用などのIT職でも生きます。未経験から応募できる求人もあります。

経験の書き方は、第二新卒の自己PRの書き方で例文つきで紹介しています。

工場を1年目で辞める前に何をする?

辞める前に、働きながら次の仕事を決め、相談先を持ち、会社に伝える順番を決めておきます。辞めてから動くより、条件を比べて選べるからです。やることは次のとおりです。

働きながら次の仕事を決める

辞めてから探すと、収入が途切れたまま転職活動をすることになり、焦って次の会社を決めやすくなります。働きながら次の仕事を決めてから辞めれば、お金の心配をせずに会社を選べます。辞めてから探すか迷う場合は、仕事を辞めてから転職するか、在職中に探すかを読んでみてください。

第二新卒エージェントneoに相談する

第二新卒エージェントneoは、第二新卒・既卒・フリーターの20代(18〜29歳)を対象にした転職エージェントです。工場を1年目で辞めたい人が相談すると、次のことが受けられます。

利用料は無料で、転職するか決めていなくても相談だけで使えます。登録したら、そのまま面談の日時を予約できます。

第二新卒エージェントneoに無料で相談する相談は無料・WEB面談もできます

会社に伝える順番を決めておく

次の仕事が決まったら、就業規則で退職の申し出の期限を確かめ、上司に伝えます。言い出し方は辞めたいと言えない新卒へで紹介しています。

工場を1年目で辞めたい人のよくある質問

上司に「今辞めても就職先はない」と言われた

第二新卒の採用を行っている企業は6割を超えています(マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2025年版」)。上司の言葉ではなく、数字と実際の求人で確かめます。くわしくは新卒1年目の転職は厳しい?で、引き止められたときの対処は会社が辞めさせてくれないときで紹介しています。

1年目で辞めるのは甘え?

工場が入る製造業では、3年以内に20.6%が辞めています(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」)。辞めるかどうかは、甘えかどうかではなく、今のつらさが慣れで減るものか、会社を変えないと減らないものかで決まります。迷う場合は新卒1年目で辞めたいのは甘え?で詳しく整理しています。

働きながら相談できる?

第二新卒エージェントneoは、WEB・電話での面談に対応しています。面接の日程調整も任せられるため、仕事を続けたまま転職活動を進められます(第二新卒エージェントneo 公式サイト)。

まとめ:工場を1年目で辞めるなら

工場を辞めた後の仕事を一緒に考えたい場合は、第二新卒エージェントneoに相談してみてください。登録したら、そのまま面談の日時を予約できます。

第二新卒エージェントneoに無料で相談する相談は無料・WEB面談もできます

出典 - 厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」(2021年3月に卒業して就職した人の離職率) - 厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況」(15〜34歳の若年労働者が対象) - マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2025年版」・マイナビキャリアリサーチLab「企業人材ニーズ調査2024年版」(企業の採用担当者が対象) - 第二新卒エージェントneo 公式サイト(書類選考の通過率など、サービスの数字)