短期離職は何年から?不利になるかと転職が決まらないときの立て直し方
短期離職に、法律で決まった定義はありません。目安は入社して1年未満で辞めることで、3年未満まで含めることもあります。1年目で辞めれば短期離職に当たりますが、採用担当者への調査では、卒業して3年以内くらいの第二新卒を採っている企業は60.9%あります(※1)。面接で見られるのは、辞めるまでの期間より、辞めた理由と次にしたいことです。
目次
新卒の短期離職で気になるのは何?
短期離職で気になるのは、定義・不利さ・選考の結果の3つです。辞める前は「当たるのか」「どれくらい不利か」、辞めたあとは「なぜ落ちるのか」が知りたくなります。
- 定義:自分が当たるのか分からない
- 不利さ:どれくらい響くか分からない
- 選考の結果:落ちた理由が分からない
定義:自分が当たるのか分からない
「短期離職」という言葉はよく聞くのに、何ヶ月・何年で辞めると当てはまるのかははっきりしません。半年か、1年か、3年かで迷います。
不利さ:どれくらい響くか分からない
短期離職は転職で不利になると聞くので、当てはまるならどれくらい応募先が減るのかが気になります。辞めるか続けるか決める前に、そこを知っておきたいところです。
Yahoo!知恵袋には、新卒で入った会社を体調を崩して辞めた経験がある人から、こんな相談が寄せられています。
第三者から短期離職とみなされる期間とはどれくらいでしょうか?
(中略)
かといって短期退職は不利というのは自分でも嫌というほど実感しております。
(中略)
3年?1年?でしょうか?
(Yahoo!知恵袋より)
選考の結果:落ちた理由が分からない
不採用の連絡には、多くの場合、理由が書かれていません。何が悪かったのかが分からないまま次に応募するので、同じところで落ち続けているように感じます。 理由が分からないと、目立つ短い職歴のせいだと考えてしまい、応募の手が止まります。
新卒の短期離職は何年から?
短期離職に法律の決まりはありません。目安は1年未満で、3年未満まで含めることもあります。見るところは、法律・目安・国の統計の3つです。
- 法律:決まった定義は無い
- 目安:1年未満、広く見て3年まで
- 統計:国は就職後3年以内で数える
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| 辞めた時期 | 短期離職に当たるか |
|---|---|
| 1年未満 | 当たる |
| 1年以上3年未満 | 含めて言うことがある |
| 3年以上 | どちらの目安にも当たらない |
法律:決まった定義は無い
短期離職は、法律や国の制度で決められた言葉ではありません。企業や記事によって、指す期間に幅があります。
目安:1年未満、広く見て3年まで
入社して1年未満で辞めることを指す場合もあれば、3年未満まで含める場合もあります。1年目で辞めるなら、どちらの意味でも当てはまります。
統計:国は就職後3年以内で数える
厚生労働省は、新卒で就職した人が辞めた割合を就職後3年以内で数えています。2021年3月に大学を卒業して就職した人のうち、1年目で辞めた人は12.3%、2年目までで24.6%、3年以内では34.9%でした(※2)。3人に1人が、3年以内に最初の会社を離れています。
新卒1年目で短期離職すると不利になる?
1年目で辞めれば短期離職に当たりますが、20代前半なら第二新卒として採る企業があります。不利かどうかは、採る企業の数と、面接で見られる点の2つで分かります。
- 採る企業:第二新卒を採る企業の割合
- 見られる点:辞めた理由と次にしたいこと
採る企業:60.9%が第二新卒を採用
採用担当者への調査では、第二新卒を採っている企業は60.9%で、新卒一括採用の企業(58.7%)より多くなっています(※1)。第二新卒は卒業して3年以内くらいの人を指し、働いた期間の長さは条件に入っていません。
見られる点:辞めた理由と次にしたいこと
短期離職の人の面接では、前の会社を辞めた理由をほぼ必ず聞かれます。企業が知りたいのは、同じ理由でまた辞めないかです。何が合わなかったかと次の会社で何をしたいかがつながっていれば、その心配に答えられます。
新卒で短期離職した人が落ちるのはどこ?
短期離職の転職で落ちるのは、書類・面接・応募の数の3つのどれかです。短い職歴だけが原因とは限りません。
- 書類:応募先や中身が合っていない
- 面接:辞めた理由が伝わっていない
- 応募の数:そもそも少ない
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| 落ちている段 | よくある原因 |
|---|---|
| 書類で落ちる | 応募先が経験と合っていない、志望動機がどの会社にも言える文になっている、職歴の中身が伝わらない |
| 面接で落ちる | 辞めた理由が前の会社の不満だけになっている、次の会社でしたいこととつながっていない |
| 応募の数が少ない | 1社ずつ結果を待っている、落ちるのが怖くて応募が止まっている |
書類:応募先や中身が合っていない
書類で落ちるときは、応募先が1社目の経験と関係なく選ばれているか、書類の中身が伝わっていないことが多いです。志望動機が「どの会社にも言える文」になっていると、その会社を選んだ理由が読み取れません。
面接:辞めた理由が伝わっていない
面接まで進んで落ちるなら、書類は通っています。面接で辞めた理由を聞かれたときに、前の会社の不満だけを話していたり、次の会社でしたいこととつながっていなかったりすると、「また辞めるのでは」という心配が残ります。
応募の数:そもそも少ない
働きながらだと、1〜2社に応募して結果を待つだけになりがちです。落ちるたびに間が空き、応募の数そのものが少ないまま時間が過ぎていきます。
新卒の短期離職になるなら何をしておく?
短期離職になるなら、辞めた理由の話し方・履歴書・次の会社の決め方の3つを先に整えておきます。
- 話し方:辞めた理由を短く言えるようにする
- 履歴書:正しく書く
- 次の会社:在職中に決める
話し方:辞めた理由を短く言えるようにする
辞めた理由は、事実を短く言い、自分の側で考えたことを添え、次の会社でしたいことにつなげて話します。例文は面接で短期離職の理由を聞かれたらにあります。
履歴書:正しく書く
短い期間でも、正社員として働いた会社は履歴書の職歴に書きます。隠しても入社の手続きの書類から分かることがあり、経歴を偽ったと見なされるおそれがあるからです。書き方は短期離職は履歴書に書かないとどうなる?にまとめています。
次の会社:在職中に決める
次の会社は、今の会社に勤めながら決めましょう。辞めてから探すと空白の期間が延び、その間に何をしていたのかも聞かれるようになります。
働きながら探すなら、第二新卒を対象にした転職エージェントに相談すれば、辞めた理由の伝え方も一緒に準備できます。第二新卒エージェントneoは、第二新卒・既卒・フリーターの20代(18〜29歳)が対象の転職エージェントです。人事の目線の模擬面接があり、面接で言いきれなかったことは担当者が採用担当に直接伝えてくれます(※3)。
※3 第二新卒エージェントneo 公式サイト(評判と数字のまとめを見る)
新卒の短期離職で決まらないときはどう立て直す?
短期離職で決まらないときは、どの段で落ちたかを数え、落ちた段を直し、人と一緒に振り返る、の3つの手順で立て直します。
- 手順1:どの段で何社落ちたかを数える
- 手順2:落ちた段のやり方を直す
- 手順3:人と一緒に振り返る
手順1:どの段で何社落ちたかを数える
これまで応募した会社を書き出し、書類で落ちたか、何回目の面接で落ちたかを横に書きます。書類で落ちた会社が多いのか、面接で落ちた会社が多いのかで、直すところが決まります。
手順2:落ちた段のやり方を直す
応募先が、1社目でしたことと関係のある仕事かを見直します。関係のある仕事から応募すると、志望動機と自己PRがつながりやすくなります。書類は、職歴の中身が伝わるか、その会社ならではの志望動機になっているかを確かめます。書き方は第二新卒の職務経歴書の書き方、第二新卒の履歴書の書き方、第二新卒の志望動機の書き方と例文にまとめています。
辞めた理由は、事実を短く言い、自分で考えたことを添え、次の会社でしたいことにつなげて話します。話した内容を面接の後にメモしておくと、どこで詰まったかが分かります。例文は面接で短期離職の理由を聞かれたらにあります。
手順3:人と一緒に振り返る
自分だけで振り返ると、落ちた理由をまた短い職歴のせいにしてしまいがちです。転職の選考に慣れた人と一緒に振り返ると、直すところが具体的に見えます。
第二新卒エージェントneoは、第二新卒・既卒・フリーターの20代(18〜29歳)が対象の転職エージェントです。書類の添削、人事の目線の模擬面接と面接後の振り返りがあり、面接で言いきれなかったことは担当者が採用担当に直接伝えてくれます。2023年3月〜2024年2月に面談した人の書類選考の通過率は94.7%でした(※3)。
※3 第二新卒エージェントneo 公式サイト(評判と数字のまとめを見る)
新卒の短期離職についてよくある質問
短期離職を繰り返したら?
短期離職を繰り返すと、面接で「また辞めるのでは」という心配が強くなります。次の会社は、これまで辞めた理由がなくなるかを確かめて選んでください。辞めた理由を書き出し、その裏返しを条件にすれば選びやすくなります。
何ヶ月なら履歴書に書かなくていい?
働いた期間が短いから書かなくていい、という決まりはありません。正社員として雇われていた会社は、短くても書きます。くわしくは短期離職は履歴書に書かないとどうなる?に書いています。
何社落ちたら見直す?
決まった数はありませんが、同じ段で何社か続けて落ちたら、その段のやり方を見直す合図です。第二新卒エージェントneoの公式サイトでは、平均4社受ければ内定としています(※3)。
※3 第二新卒エージェントneo 公式サイト(評判と数字のまとめを見る)
辞めてから探していて空白が延びている
空白の期間が延びると、面接でその間に何をしていたかを聞かれます。資格の勉強や、次の仕事に向けて調べていたことなど、していたことを短く話せるようにします。説明の仕方は辞めた後の空白期間の説明の仕方(準備中)で扱います。
まとめ:新卒の短期離職が何年からか確かめたら
- 定義:法律の決まりは無く、目安は1年未満、広くは3年未満。大卒の34.9%が3年以内に辞めている(※2)
- 不利さ:第二新卒を採用する企業は60.9%(※1)。見られるのは辞めた理由と次にしたいこと
- 動き方:辞める前は話し方・履歴書・次の決め方を整え、決まらないときはどの段で落ちたかを数えて直す
辞めた理由の話し方や落ちた原因を一緒に見てほしいなら、第二新卒エージェントneoが使えます。登録の前に、評判と合う人を確かめておきましょう。